Ishu note

犬と暮らすための参考書 ※但し伊舟に限る…かも

子犬とは天使の顔を持つ悪魔である

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伊舟が子犬だったあの頃…


マズル(鼻のでっぱり)はまだ低く垂れた大きい耳、掌に収まるほどのあどけない小さい顔、ぽんぽこりんのお腹、むちむちした手足。

それはそれは可愛くて天使が我が家にやってきたと思ったものです。

犬と暮らしたことのない人が思い描く犬のイメージはおおよそそんなところでしょう。


確かに天使には変わりないけど・・・・・・

中身は理不尽で傍若無人な最強悪魔であります。



  • どこでもトイレ悪魔
  • 人だろうが物だろうが噛み噛み悪魔
  • 24時間体制の遊んで欲しい悪魔
  • 空気なんか読んでたまるかキャンキャン悪魔


物理的割合で言うならば天使10%悪魔90%です。


これでも私は、伊舟を迎える前に本とネットを駆使して子犬育ての情報を頭に叩き込み、さほど幻想は抱かないよう準備万端で挑んだはずだった…。

想像の遥か上をいきました。


それに、子犬が私の腕で遊び疲れてスヤスヤと寝てくれてほっこり~♡ なんてことは皆無で、最初は私の傍でなんか寝てくれない、本気で寝る時はケージかクレートの中。

そーっと覗きに行ったら必ず目を覚ますため、天使の寝顔はなかなか拝めませんでした。

伊舟は夜鳴きがなかった分少しマシでしたが、夜鳴きがあればこれももちろん我慢忍耐の連夜です。



子犬を迎える時の覚悟はハードル高めに設定して、天使の幻想だけを抱きすぎず、早く安心してもらうために慣れるまではずっと一緒にいられる環境が可能だと、より良いです。

つらつらと伊舟の悪魔っぷりをぶつけるように羅列し物理的割合は90%なんてお伝えしましたが、数秒でも天使な顔で見つめられたら一発で許せるほどの効力があるので、そこは安心してください。

感情を持った生き物ですからね。
思い通りにならない苦労も飼い主としての成長に繋がるし愛情も倍増します。

…と言えるくらいの余裕と大きな器、あの時欲しかったな…(遠い目)


ということで、子犬を迎える前に必要なメンタル準備とは…
大きな覚悟と大きな器です!!

逆にこれさえ備えておけばもう無敵。
パピーめろめろ無双になれます。



記念すべき初回のノートは
「子犬とは天使の顔を持つ悪魔である」でした。

笑いながらビンタしてくるやつ、と同義語ですね。


※但し伊舟に限る…かもしれないけど